「装置」を表す英単語はたくさんあります。例えば、mechnism、device、instrument、apparatus、unit、machine、appliance、machiney、equipment、systemなどがあります。これらの単語を使い分けすることで、より正確に明確に伝えることができます。...
テクニカルライティング · 08日 1月 2021
本記事では、日本人の翻訳者が間違いやすい前置詞の例をいくつか挙げたいと思います。 前置詞の使い方で難しいのは三次元空間における位置表現だと思います。二次元の平面における位置関係は比較的シンプルです。例えば、ドキュメントで「以下に例を挙げます。」という文を英訳する場合、"Examples are shown...
前回のeachに関して書きましたが、今回はeveryについて書きたいと思います。 everyは、「どの~もみな」、「あらゆる」などの意味で用います。eachと類似する単語です。ただし、eachは個別に焦点を当てていますが、 everyは個別に全てに焦点を当てています。everyとeachは置き換え可能な場合がありますが、できない場合もあるので注意が必要です。...
each は、「それぞれ」、「各ー」、「~毎」、「各人」などの意味で、技術系のライティングでも頻繁に使う単語です。しかしながら、エンジニアリングの現場では正しく使ってないことが多いです。...
テクニカルライティング · 16日 10月 2020
日本語原文の一語一語を完璧に翻訳する方法があります。特に特許明細書などはこの方法で訳すことが多いかもしれません。これは特許請求の内容や技術内容に抜けがあることを防ぐためだと思います。...
テクニカルライティング · 09日 10月 2020
Mark I. Hallman著 ”Differentiating Technical Translation from Technical Writing ”という本があります。 (参考サイト:https://www.jstor.org/stable/43094879?seq=1#page_scan_tab_contents) 本書のPreviewでは以下のことが書かれてます。...
"estimate"と"qotation"の違いを十分に理解してなかったので調べてみました。日本語で言うと、「見積もり」は"estimate"で、「価格表」は"quotation"という感じでしょうか。詳細は以下の通り。 An estimate is basically a ‘guesstimate’ or rough, educated guess based on what a job MAY cost. An estimate is an informal idea of price based on limited information. Consider it a starting point in terms of costs, which can go up (or down)....
"error"と"mistake"は、「誤り」、「間違い」という意味で入れかえ可能な単語です。 技術英語では、装置や部品の「エラー」や「異常」を"error"と訳すので、"error"は頻繁に使うと思います。一方、"mistake"は人為的な間違いなどに使うことがあるかもしれませんが、"human error"などをすることが多いです。"mistake"は比較的に使うことは少ないかもしれません。...
機械、電子デバイスなどハードウェアにおいて「故障」を表す代表的な表現として"failure"と"breakdown"がありますが、違いについて説明します。 ■failureとは まず、"failure"ですが、ロングマン辞書には以下のように定義されています。 an occasion when a machine or part of your body stops working properly (機械、または体の一部が正しく動作しない場合)...
テクニカルライティング · 11日 9月 2020
弊社の専属エディタからMichael Bremer著「Untechnical Writing(アンテクニカルライティング)」という洋書を勧められました。 テクニカルライターに必要なスキルセットが書かれてましたので紹介したいと思います。...