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contentとcontentsの違い

日本語の文書で「内容」や「中身」という単語を英訳する場合、"contents"または"content"を使います。ただし、単数形の"content"と複数形の"contents"では意味が異なります。

 

contentとcontentsの意味の違いの説明と例文を以下に紹介します。

 

 

 

🔷内容や中身全体をひとまとめの要素として表現する場合、"content"を使います。

 

例えば、食品の含有成分、本の趣旨、テーマなどです。なお、よく間違えやすいのですが、Web サイトの「コンテンツ」は英語では"contents"とは言わず、"content"と言います。

 

例:

1) The content of certain web sites, such as news channels, change very dynamically due to new and updated information that comes in frequently.

(ニュースチャネルなどの特定のウェブサイトのコンテンツは、頻繁に入ってくる新しい情報や更新された情報により、動的に更新されます。)

 

2) The content of his speech gave me inspiration.

(彼のスピーチの内容は、私の励みになった。)

 

3) Cured meats generally have a high salt content.

 (一般に塩漬けの肉の塩分は高い。)

 

4) The movie producer wanted content that was more entertaining.

(映画製作者は、より面白いコンテンツを求めました。) 

 

 

🔷内容や中身が分けることのできる要素で構成される場合には、複数形で"contents"を使います。例えば、ある本の内容を章で説明する場合は、"contents"になります。

 

例:

1) We loaded the contents of the garage into the truck.

(ガレージの中にあるものをトラックに積み込みました。)

 

2) How many chapters did you include in your table of contents?

(目次はいくつの章で構成しましたか?)      

 

参考:https://ruthlesseditor.com/content-vs-contents/