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技術翻訳とテクニックライティングは全く別もの?

Mark I. Hallman著 ”Differentiating Technical Translation from Technical Writing
”という本があります。

(参考サイト:https://www.jstor.org/stable/43094879?seq=1#page_scan_tab_contents)

本書のPreviewでは以下のことが書かれてます。

 

テクニカルライターと技術翻訳者が行っている作業を同一と思っている人は間違いである。本書は、作業方法、品質基準、納期、生産性、読み手という点で両者の違いを議論する。一部の人達は技術翻訳者とテクニカルライターには密接な関係があると信じている。例えば、同じ動物の亜種である「ヒグマ」と「ハイイログマ」の関係のようなものである。この解釈は誤りである。もしプロのコミュニケーターの系統樹があれば、おそらく二者は「クジラ」と「馬」のような関係であることがわかるだろう。つまり、両者はいくつか共通する特徴を持っているが、これらの特徴には顕著な違いがある。
テクニカルライターと技術翻訳者の最も明らかな違いは、テクニカルライターが単一言語で作業し、技術翻訳者が2つ以上の言語で作業することであると一般に思われている。技術翻訳とテクニックライティングのそれぞれの作業工程を比較することによって、この仮説が誤りであることを本書で説明する。

 

 

テクニカルライターと技術翻訳翻訳者の関係が「クジラ」と「馬」ほど違うってどうゆうことって感じですが... 暇があったら本書を読んでみたいです。